九州大学の研究チームが自分で「ひきこもり傾向」を評価できる質問票を作成したのでやってみた。

医療

九州大学大学院の研究チーム「ひきこもり研究ラボ」は、直近1ヶ月のひきこもり度を自分で簡単に評価できる質問票を作成したと発表しました。今回このチームが作成したのは「HQ-25M」と名付けられた質問票で、全25問を5段階で回答します。具体的には次のような質問があります。

  • 人と距離をとる
  • 一日中ほとんど自宅で過ごす
  • 人から見られるのが嫌だ
  • 社会のルールや価値観に沿って生きていない
  • 誰かと一緒にいるよりも、一人でいる方がずっと好きだ

このような質問25問に回答し、その点数の合計を算出します。そして、点数が高い人ほどひきこもり傾向が強いということになります。この結果の有効性は既に確認されていて、日本精神神経学会の国際学術誌にも掲載されました。

新型コロナの感染拡大の影響により、自宅にいる時間が増えました。その結果、年齢・職業問わずひきこもり状態になるリスクが高まっています。この質問票を活用すれば、自分がひきこもり状態であるかどうか確認することができます。

ちなみに厚生労働省は「原則半年以上、おおむね家庭にとどまり続けている状態」をひきこもりと定義しています。

 自分で質問票に回答した結果は

早速、私自身も質問票に回答してみました。質問票はこのような状態で使用することができます。

私がこの質問票に回答して算出した点数は「56点」でした。この研究チームの出したカットオフ値(ひきこもりかどうかの基準値)は「44点」ですので、私は完全なる「ひきこもり」ということなります。

ただし、私の場合はひとりで過ごすことを楽しんでいるので、この結果をネガティブには捉えていません。学生の頃から旅行はひとり旅が多く、国内外問わずバックパック旅行を楽しんでいました。だからといって旅先で誰とも会話しないかと言えばそうではなく、むしろ旅先だからこそ現地の人のコミュニケーションを楽しみました。

個人的には無駄なコミュニケーションをしたくないだけで、決してひとりでいることが好きなわけではありません。プライベートでは読書の時間が好きなので必然的にひとり時間が多くなりますが、夜はお酒を飲みに出かけて、店のスタッフや常連客との会話を楽しんでいます。

つまり、点数が高いからといって自分を「ひきこもり」と決めつける必要はなく、これが自分の生き方だと認識できれば問題ないのではないでしょうか。医療は何かと基準を作りたがるので、参考程度に使うほうがよいでしょう。

(参考)ひきこもり研究ラボ@九州大学

NANAME KIKAKU

NANAME KIKAKU

京都市在住。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA(社)。日本ソムリエ協会正会員(No.29546)。大学卒業後、(株)マイナビに入社し約10年間、顧客企業の新卒・中途採用領域における採用ブランディング、クリエイティブディレクションを行う。退社後、SAKE DIPLOMA認定試験合格を機にNANAME KIKAKUの活動を始めました。いつまでもお酒が楽しめるように、毎年1回のフルマラソン完走を目標として健康な体づくりに励んでいます。

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